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株式投資 初心者の始め方

株式投資 初心者の始め方

株式投資には、「大きく儲けるか」「破産か」という両極端なイメージを持つ人も多いと思いますが、実際は違います。

短期間で大儲けをする人はごく稀なケースであり、初心者は真似をするべきではありません。

もちろん大きくリスクを取れば、そういった事も可能ですがリスクコントロールをよく熟知してから行うべきです。

株式投資は少額からでも始めることができ、堅実で地に足をつけた方法も存在しますので、まずはしっかりとした株式投資の始め方を学びましょう。

株式投資を始めるにあたっての注意点

株式投資を始めるにあたっては、いくつか注意するべきポイントがあります。特に初心者には大切なポイントになります。

現物株に投資をする

現物株というのは、通常の株式投資のことです。信用取引や先物取引のように、自己資金の何倍もの株式を購入するわけではありません。

現物株は30万円の自己資金であれば、30万円以上の損失が出ることはなく、いきなり0円になることもありえません。

上限値を定め、少額から始める

予算の上限値を決めて、少額から始めることも重要なポイントです。

貯金額の20%とか、毎月3万円とか自分の無理のない金額を上限にして、「もし0になっても、生活に支障がない程度、または精神状態を正常に保てる金額」が目安です。

そして、少額でも実際に株を購入したら、自分がどんな状態になるかを確認してみましょう。

買値からどれくらい株価が下がったら、売却するかも決めておきます。これを損切りとかロスカットといいますが、自分の中でラインを決めておくことが重要です。

例えば、株価が買値から5%下落してしまった場合は、そこから6%株価が上昇しなければ利益は出ません。

6%株価上昇のためにはどれくらい待ったら良いのかという感覚も、実際に体験しなければわかりません。

上述の「現物株だけを購入する」「予算の上限を決め、損切りをしっかりする」事を確実に行えば、大損して破産するという事はまずないといえます。

株式投資の始め方

株式投資を始めるにあたっての流れは、一般的に順番があります。それぞれしっかりと学んで、じっくりと地に足をつけて始めていきましょう。

資金の準備

かつて株式投資は、富裕層しかできないことでしたが、現在では5万円からでも株式投資できる銘柄もあります。

さらに、「単元未満株」という500円からでもできる株式投資もありますので、初心者は少額から始めてみるのも手です。

既述の通り、しっかりと自分の中で上限を決めて始めていきましょう。

証券会社選び

次に証券会社を選んでいきます。

初心者は手数料が安い証券会社がおすすめです。大手証券会社よりは、ネット証券の方が手数料は断然安いです。

手数料は、株式の売買の度にかかるケースや、取引金額によって異なる場合があります。証券会社によって料金体験が違うので、比較サイトなので調べてみましょう。

日本の株式市場に上場している銘柄であれば、どの証券会社でも取引が可能です。ただし投資信託や海外の株式、少額対応のミニ株などは証券会社によって取扱が違います。

証券口座の開設

株式の購入や売却に必要なのが、証券口座の開設です。

ネット証券であれば、口座開設や維持管理は無料で、申し込みもオンライン上で10分程度で終わります。口座開設までは、3日から7日営業日ほど要します。

特別な厳しい審査があるわけではありませんし、画面に必要事項を入力して、本人確認書類を提出したら手続きは完了です。

本人確認書類も、PCやスマートフォンにアップロードすれば簡単にできます。(2016年1月よりマイナンバー登録も必要になりました。)

口座は「特定口座」と「一般口座」がありますが、確定申告の際に必要な年間取引報告書を証券会社に作成してもらう場合は、「特定口座」を選びましょう。

さらに「特定口座」の中でも「源泉徴収あり、なし」の2種類があります。「源泉徴収あり」にすれば、確定申告も自分でする必要がありません。

ただし会社員で給与所得がある場合、20万円以下の株式所得は、納税が免除されますので、その場合は「源泉徴収なし」にすると税金の還付が受けられます。

証券口座に入金する

証券会社の開設が終了したら、口座に入金をしましょう。

現在では、ネット証券の場合は指定口座に入金すると、自分の証券口座に入金されるようになっています。ネット証券会社からの指示通りに入金作業をしましょう。

どの株を買うか、会社情報など調査する

入金作業が終わったら、次は株を実際に購入してみましょう。

銘柄選びに正解はありませんが、初心者の方は身近なお店や商品で愛着のあるもの、好きなものから選んでも良いでしょう。

次にその商品やサービスを提供している会社を調べてみます。

なぜその商品が良いのかも考えてみてください。商品のデザインなのか、品質なのか、接客サービスなのか、自分なりにまとめてみましょう。

会社の数字を分析する

株を購入する前に、会社を調べるため、以下の項目を抑えておきましょう。

①会社の売り上げ、従業員数、店舗がある場合は店舗数
②利益額(売上高に対しての利益率や株式資本に対しての利益率)
③借り入れ金の額

これらを会社四季報や日系会社情報などを利用して、効率よく調べていきましょう。

会社四季報は、年に4回発行され、書店でも2,000円程度で購入できますので、定期的にチェックしてきたいところです。

また多くのネット証券は、口座保有者向けに会社四季報を無料で閲覧できるサービスを提供しています。

この会社の利益は将来どれくらいになるか予想する

会社四季報や日系会社情報は、2年先の業績予想が記載されていますが、これらはあくまで予想なので外れることもよくあります。

それらの予想やインタビューなどの情報を見ながら、自分が良いと思った商品やサービスが2年後や3年後、どのくらい普及しているかをイメージしてみましょう。

また社長の経営方針や人格、会社の強みが将来も維持できるかどうか、売り上げ拡大余地がどのくらいあるかなど、客観的に分析してみましょう。

中には、一時的なブームで終わるケースもあります。

最初は中々難しいかもしれませんが、慣れてくればデータを見ながら、自分の予想の精度がだんだんと上がっていきます。

株価を確認する

次に株価を見て、必要な金額を確認します。

必要最低限な費用は、株価×最小取引単位です。例えば、株価が1,000円で最小取引単位が100株であれば、10万円からの取引となります。

次に株価の収益率(PER)を見ていきます。

これはYahoo!ファイナンスなどで確認することが可能です。PERは15倍から20倍程度が一般的な市場平均となります。

投資判断は?

上述で株価の収益率(PER)を見たら、次は将来のPERを計算していきましょう。

将来のPER=株価÷将来の一株の利益

となります。

一株の利益は、「会社の当期純利益÷会社の発行済の株数」で計算します。会社の利益が2倍、3倍になれば株価も上昇すると考えられるので、将来のPERも高くなるといえます。

ここでポイントは、自分の投資先の会社の業績が、将来も伸びると確信できる理由があるかどうかが重要です。根拠となる情報を、自分なりに色々と集めてみましょう。

会社のここ数年の売り上げの伸び率や、営業利益や経常利益を良く見るのも重要です。

自分の好みや主観が多く入りすぎると失敗するケースがあるので、なるべく客観的なデータを元に判断しましょう。

株を購入するため買い注文を出す

どの銘柄を買うかが決定したら、買い注文を出していきます。指値と成行を理解すれば、30秒程度で注文は終了します。

指値とは、文字通り株価を指定することで、株価を指定せずに買うことを成行といいます。

指値の場合は、指定した株価にならないと注文成立しませんが、成行の場合はほとんどの場合は購入することができます。

成行でも稀に株価の急騰、急落で売り手や買い手がいなくなった場合に売買が成立しないケースがあります。

執行条件という言葉も出てきますが、これは、注文が本日中なのか今週中が有効なのか、指定期間中は有効なのかを選択するものです。

ぜひ大きなリスクは回避し、経験を積み続けて確実な資産運用につなげていきましょう。