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投資信託の種類

投資信託の種類

現在国内の投資信託は、5000以上もの種類があります。

販売する金融機関では、その中から100~数千の投資信託を扱っています。投資信託は分け方によってさまざまな種類があり、それぞれの分類を組み合わせて、一つの投資信託の企画が作られます。

各分類の特徴を知った上で、自身に最適な投資信託を選ぶことが大切です。

購入、解約のタイミング別分類

クローズ型(単位型・ユニット型)

クローズ型は、決まった時期しか購入することができず、途中解約ができません。

ですから、ファンド側は、顧客から預かった資金を途中解約に備えてプールしておく必要がないため、全額投資に回すことができ、投資効率も上がります。

一方、投資する側からすると、途中解約ができないというデメリットになります。しかし、クローズ型でも、ETF(上場投資信託)については、途中で購入することが出来ます。

オープン型(追加型)

オープン型は、いつでも購入、途中解約もできる投資信託です。売買はいつでもできるので、基準価格などを見ながら、時期を選んで投資することができます。

ファンド側からすると、顧客の解約に備えて一定の現金を別にプールしておく必要があり、その分は運用に回せないので、投資効率は下がります。

現在の投資信託の主流は、オープン型となっています。

投資対象による分類

株式投資信託

一番多く流通しているのが、株式投資信託です。

一見、「株式ではないのでは?」と思われる種類もありますが、株式投資信託は株式が1単位以上組み込まれている、あるいは、組み込む可能性がある投資信託は、株式投資信託の中に分類されます。

株式投資信託の中にも、さらに細かい分類があります。

国内株型投資信託 国内の株式に投資して運用するファンドです。その中でもインデックス運用をするものと、ファンドマネージャーが銘柄を選んで運用するものに分かれます(下記「投資スタンスによる分類」参照)
外国株型投資信託 外国の株式へ投資して運用するファンドです。特定の業種や国など、テーマを決めて投資を行うことが多くなっています。
債券型(国内債券/外国債券)投資信託 公社債投資信託と異なるのは、公社債投資信託が元本割れを起こさないことを目標として、短期への公社債が中心であるのに対し、こちらはより高い利益を目標とするため、長期の債券に投資していています。
バランス型投資信託 バランス型とは、株式や債券をバランスよく運用する投資信託です。仮にその時の相場次第で、100%債券の運用であったとしても、株式への投資の可能性がある以上、株式投資信託に分類されます。
ファンドオブファンズ ファンドオブファンズとは、一つの投資信託が別の投資信託に投資するというものです。
不動産投資信託 不動産投資信託は、不動産に投資することですが、直接不動産に投資する場合と、REITに投資する場合があります。
転換社債型投資信託 転換社債型投資信託は、株式に交換できる権利のある債権に投資することを言います。
派生商品方投資信託 派生商品(デリバティブ)とは、先物やオプションなどのことです。主に、ヘッジファンドが金融派生商品による投資を行い、絶対収益を追求するファンドであり、ハイリスク、ハイリターンとなっています。

公社債投資信託

株式を組み入れずに、国債や金融債などの安全性の高い公社債を中心に運用します。そのため、元本割れを起こしにくいのが特徴です。

MMF(マネーマネージメントファンド) 超短期の債券で運用される投資信託です。
MRF(マネーリザーブドファンド) 比較的長期の債券で運用される投資信託です。
中期国債ファンド 安全性が高い追加型の公社債投資信託の一つです。中期国債をメインとして、利付金融債やコール・手形市場等で運用される投資信託です。
外貨MMF(マネーマーケットファンド) 海外の比較的短期の債券を中心に運用される、外貨建ての投資信託です。

投資スタンスによる分類

パッシブ型(インデックス型)投資信託

パッシブ型(インデックス型)投資信託は、日経平均(日経225)やトピックス(東証株価指数)などの株価指数などのベンチマークのインデックスに連動させて、運用を行います。

株の銘柄を選んで運用するのではなく、市場の数字で運用するため手間がかかりません。運用手数料は低めに設定され、値動きがわかりやすいので、利益・損益などを把握しやすい投資信託です。

アクティブ型投資信託

パッシブ型とは反対に、プロが銘柄を選定して運用を行う投資信託です。

日経平均やトピックスなど、ベンチマークより高い収益を上げることが目標となっており、パッシブ型より手数料が高く設定されています。多くの利益が出るかどうかは、ファンドマネージャーの手腕によるところが大きいのが特徴です。

その他に「絶対収益追求型投資信託」というものがあります。これは、主に相場が上がっても下がっても、利益を出すことを目標とするもので、主にヘッジファンドという富裕層や機関投資家向けの特殊な投資信託で提供されています。

分配方法による分類

分配型投資信託

分配型とは、分配金を受け取ることができる投資信託です。ただし、毎月分配金を受け取る場合、分配金は利益の中から捻出しますから、投資信託の基準価格は減ることになります。

再投資型(累積投資型)投資信託

再投資型(累積投資型)投資信託とは、分配金が投資家に現金で支払われるのではなく再投資に回されるので、投資家の保有口数は増えることになります。

つまり複利運用することで効率的な運用ができる投資信託です。その一方で注意したいのは、再投資するごとに税金がかかることです。

無分配型投資信託

無分配型投資信託とは、分配金がない投資信託です。もともと分配金がないため、再投資型のように税金が発生することもありません。キャピタルゲインを狙う形の投資信託となります。

上場投資信託

上場投資信託とは、銀行や証券会社ではなく、証券取引所で取引される投資信託です。

上場している株式を扱う証券会社であれば購入することができ、株式の感覚で、個別銘柄のように相場の動きを見ながらタイミングを測って、指値や成り行き注文で売買することができます。

現在は、ETF(Exchange Traded Funds)と、J-REIT(Real Estate Investment Trust)という2種類の投資信託を取り扱っています。

ETF

ETFとは、Exchange Traded Funds(株式指数連動型)と言われる名前の通りに、日経平均(日経225)やトピックス(東証株価指数)などの株価指数と連動しています。海外のETFは、海外の証券取引所で取引されているものです。

J-REIT

REIT(不動産投資信託)は不動産に投資した投資信託であり、J-REITと呼ばれています。証券取引所に上場しているので、株式の様に購入することができます。

通常の不動産投資では数百万から億単位の資金が必要ですが、J-REITであれば、少額の資金でプロが投資した不動産の運用益を受け取ることができます。

一般の投資信託に比べて手数料が安く、株式の様にリアルタイムの相場で売買できることが特徴です。
※証券会社などで販売しているREITファンドとJ-REITは別の商品です。