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投資信託の買い方

投資信託の買い方

現在、国内には5000以上もの投資信託があり、販売店によって扱っている商品が異なります。投資信託を始めたいけれど、どうやって買ったらいいかわからない、という方もいるかと思います。

ここでは、投資信託の買い方や手順、ポイントについてご紹介いたします。

種類別にリスクとリターンの振れ幅を知る

投資信託によって、ハイリスク・ハイリターンのものもあれば、ローリスク・ローリターンのものもあります。

それぞれの投資スタイルによって、選ぶ投資信託が変わって来ますが、まずは投資信託の種類別の振れ幅の大きさを知っておくことが大切です。

上記イメージ図のように、一般的に株式で運用している投資信託の振れ幅が一番大きく、債券で運用している投資信託の揺れ幅は小さくなっています。

株式の中でも、インデックス型(日経平均やトピックスに連動するもの)は比較的振れ幅が小さく、アクティブ型(プロが銘柄を選定して運用を行うもの)は大きくなっています。

海外に投資する場合は、振れ幅に加えて、為替リスクが伴います。

振れ幅が大きいという事は、リターンも大きいのですが、その分リスクも大きいということになります。

過去20年間において、海外株式の場合の最大下落率は53.4%、国内株式では最大45.4%ほどになっていますから、それだけの損失の可能性は想定内としておいたほうが良いでしょう。

とは言え、株式の場合は上昇率が65%と高いので、魅力的な投資先でもあります。

投資スタイルを決める

投資信託を購入するに当たり、まず、投資スタイルを考えます。

投資スタイルと言うのは、どういう目的の資金を、いくらくらい、どのくらいの期間預けることを考えているか、などの投資方針ことです。

例えば、

  • 余裕資金なのでハイリスク・ハイリターンでも積極的に運用したい
  • 使い道が決まっているので堅実に運用したい
  • 老後の貯えとして考えているので長期間の運用を考えている

などになります。

以下に、投資スタイル別のお勧めの投資信託もご紹介しておきます。

余裕資金なので積極的に運用したい場合

使う予定のない余裕資金を運用して、積極的に増やしたいという場合、「株式投資信託」や「REIT型」を選ぶことで、多少のリスクはあっても、多くのリターンが期待できます。

使い道が決まっている資金の場合

老後の年金補填としての資金を使う場合や、貯蓄の意味も込めて投資を行いたいという場合は、リスクの多い投資信託はお勧めしません。

振れ幅の少ない公社債投資信託や、株式と債券をバランスよく組み合わせたバランス型などがよいでしょう。

長期間の運用を考えている場合

当面使う予定もなく、貯金の意味も含めて投資したい場合は、無期限のオープン型を選ぶとよいでしょう。投資信託は、期間が長いほど成績がよいと言われています。

販売会社を選ぶ

インターネットをさくさく使いこなせるのであれば、ネット証券での購入がお勧めです。

<ネット証券のメリット>

口座開設もネット上でできるので簡単

投資信託の販売数が多い

多くの投資信託の中から選ぶことができるため、条件に合ったものが選びやすい。楽天証券など取り扱いの多いネット証券では場合で2500本以上、銀行では100~300本ほど

手数料が安い傾向にある

一般的に人件費の関係で手数料は対人窓口よりネット証券の方が安くなっています。

口座を開設する

販売会社が決まれば、あとは口座を開設し、投資する資金を入金しておきます。ほとんどの会社では、口座を開設しただけでは手数料を必要としません。

投資信託を決める方法

投資スタイルによって大まかな方向性や投入する額が決まったら、次に細かい条件を設定します。

初心者の場合、下記のような条件で決めることをお勧めします。

手数料が安い投資信託

投資信託は、購入時、保有中、売却時(途中解約時)にそれぞれ手数料がかかりますから、その分利益が目減りします。

ですので、購入時手数料がゼロの「ノーロード投資信託」という投資信託は、人気があります。

ただし、ノーロード型の場合、購入時の手数料は確かにゼロなのですが、保有中の手数料(信託報酬)が高くなる場合もあります。

保有中の手数料(信託報酬)は、毎日(正確には基準価格変更日)差し引かれますから、何年か経過するとノーロード型のほうが総コストは高くなるようになっています。

ですから、安いからと言って購入時の手数料だけに着目せずに、総額でシミュレーションして検討することが大切です。

ロボアドバイザーやスクリーニングを利用して最適の投資信託を見つける

販売会社によっては、ロボアドバイザーを設置している会社もあります。

ロボアドバイザーとは、投資スタイルについての質問などに答えると、最適な投資信託の運用シミュレーションを提案してくれる、というものです。

投資信託にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴がありますから、自身の投資スタイルに合った条件を選ぶことが大事です。

※投資信託の種類について、こちらの記事にも詳しく書いています。
投資信託の種類

販売会社のサイトに用意してあるスクリーニング機能(検索機能)を利用すると、条件を入力するだけで最適な投資信託を探すことができます。

買い付け方法を選ぶ

買い付け方法には3つの種類があります。自身の投資スタイルに合った買い付け方法を選びます。

金額買い付け

決まった額の分の投資信託を購入、また、売却の時も金額を決めて売却する方法です。投資する額がきっちり決まっている場合はこの方法がおすすめです。

金額買い付けは、どのくらい増えたかがわかりやすいのが特徴です。分配金については、再投資か受け取りのどちらか選ぶことができます。

支払総額は、「購入する投資信託+手数料+税金」となります。

口数買い付け

決まった口数だけを購入するという方法です。支払い総額は、「購入する時の投資信託の時価+手数料+税金」となります。

また、口数買い付けの場合、口数が決まっているので、分配金を再投資に回して口数を増やすことができません。

「金額買い付け」か「口座買い付け」のどちらかで迷う場合は、分配金の再投資や受け取りを選べて、投資金額もわかりやすい金額買い付けをお勧めします。

積み立て買い付け

積み立て買い付けは、毎月積み立て投資をするということです(毎日、毎週の場合もあります)。毎月貯金をするという感覚に似ています。

買い付け時期が異なるため、大きなリスクを負いにくいというメリットがある反面、相場が上昇した時の大きなリターンを得にくいデメリットもあります。

長い期間かけて、積み立て貯金をする感覚で行うには、よい投資方法と言えます。長期保有の予定で、リスクが少ない投資信託を選びたいのであれば、この積み立て型がお勧めです。

投資信託を購入する

運用が始まってしまえば、専門家に任せることになりますが、購入のタイミングは自分(投資家自身)で決める必要があります。

チャートを参考にしながら、基準価格が安くなったタイミングで購入するとよいでしょう。

逆に、現在の基準価格が頂上付近にあるという場合は、タイミングをズラしたり、別の投資方法を行っている投資信託を選ぶことも検討します。