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FX(為替取引)投資の始め方

FX(為替取引)投資の始め方

FX(為替取引)は少額で手軽に始められることから、人気の投資方法です。最近では、FX口座を開設するだけでさまざまな特典がもらえることもあり、サラリーマンから主婦までFXを行う人が多くなっています。

FXを始めるに当たり、いくつかの事を知った上で自分の投資スタイルを決めるとよいでしょう。

初めに知っておくべきこと

(1)2種類の利益獲得方法

FXの利益獲得方法には2種類ありまして、1つは、為替差益によるもの、もう1つは、スワップ(金利差)によるものです。

為替差益による利益とは:
例えば、1ドル90円で買い、1ドル100円で売れば、10円の利益となります。10,000ドル分買えば、10万円の利益になるということです。

スワップ(金利差)による利益とは:
現在日本は低金利ですから、海外通貨を買った場合、その金利差を毎日受け取ることができます。

スワップでの利益を狙う場合は、金利差の比較的大きな通貨を選びます。金利差の大きな通貨には、南アフリカランドやトルコリラなどがありますが、こうした通貨は流通量が少なく、思ったタイミングで約定しにくいというデメリットがあります。

また、レートの変動も激しいので、そのあたりはリスクと利益のバランスを考える必要があります。初心者の場合は、こうした通貨はできるだけ避けることをお勧めします。

スワップは、銀行の金利や株式の配当と異なり毎日入りますから、目に見えて増えて行くのが分かります。

(2)国内FX業者と海外FX業者の特徴を知る

国内の業者、海外の業者それぞれメリット、デメリットがあります。デイトレードにするのか、長期保有にするのか、少額投資なのか大きい金額を投資するのかなどにより、バランスの取れた業者を選ぶことが大切です。

国内FX業者 海外FX業者
スプレッド 狭い 比較的広め
取引方法 DD方式が多い(トレーダーはFX業者に注文をする。トレーダーの損失分が業者の利益となる) NDD方式が多い(取引は直接金融機関と行われ、業者はその仲介をしている。トレーダーが儲かると業者も儲かる仕組み)
レバレッジ 個人の場合最大25倍(法人は100倍) 業者により100倍~最大3000倍
スワップポイント 多め 少なめ
約定拒否 あり(特に相場が急変した場合に、約定できない場合がある) なし
追加証拠金(※1) あり なし
ロスカット水準 証拠金維持率100%を下回った時 平均して証拠金維持率の40%を下回った時。(業者によっては0%)
税金 一律20%(申告分離課税) 5~45%累進課税(総合課税)
入金 国内銀行振り込み 海外送金/国内銀行振込/クレジットカード/国際決済サービス
入金が口座に反映されるスピード 銀行振り込みで当日反映または即時反映 クレジットカードなら即時反映
特典やキャンペーン 特典少なめ
1万円ほど
特典多め
入金額の100%や豪華プレゼントなど
信託保全(※2) あり 業者ごとに異なる
上限がある業者もあり

※1)追加証拠金(追証)
追証というのは、損失により必要な証拠維持率を下回った場合、追加で求められる証拠金のことです。追加証拠金を支払わない場合は強制的に決済されてしまいます。急激な相場変動があった場合、システムの強制決済が間に合わず、膨大な追証が発生してしまうという場合もあります。海外業者の場合、ほとんどの業者がゼロカットシステムを採用しており、口座残高がマイナスになった場合でも、その分を業者が負担してくれるため、追証とならずマイナス分はゼロなります。

※2)信託保全とは、投資家の投資資金は取引口座とは別管理され、万が一FX業者が倒産した場合でも、投資家の資産は守られるということです。

投資スタイルに合わせて取引業者を選定する

FX取引を行う口座を開設します。取引業者は自身の投資スタイルに合った業者を選ぶようにしましょう。

デイトレードで取引を行う場合

為替相場は平日24時間動いていますから、夜寝ている間に大きな変動がある可能性もあります。そのため、いつでもすぐに対処できるようにデイトレードにして、夜間はトレードを行わないという方法もあります。

デイトレードのような小まめなトレードには、スプレッドの狭い会社が適しています。

少ない資金でレバレッジを利かせて大きな取引を行う場合

資金が少なく、レバレッジを利かせて大きな取引を行うということは、ハイリスク、ハイリターンとなります。

万が一相場が悪くなった場合は、損失も大きくなり、追証が発生するリスクがあります。ですから、この場合は、追証がないゼロカットシステムを採用している海外のFX業者を選ぶというのも一つの方法です。

スワップ狙いの長期保有の場合

スワップは、業者によって設定金額が異なります。頻繁なトレードを行うのではなく、スワップを狙っての投資の場合、おおかたスワップが高めとなっている国内業者がお勧めです。

大量の資金で取引をする場合

大量の資金をつぎ込んだ場合、利益も大きくなる可能性があります。レバレッジをかけた時と同じように、追証の発生時のリスクを考えて、海外業者を選ぶというのも一つの方法です。

自分で取引をする自信がない場合

自動売買ソフトが用意されているFX業者を選ぶとよいでしょう。

いきなりの取引が不安な場合

初めての場合、不安も多いと思います。いきなり取引をすることが不安な場合は、デモ口座を用意している業者もありますので、そうしたものを利用するとよいでしょう。

中には、業者が用意した10,000円ほどの資金で、本口座でデモを行える業者もあります。

資金はいくら必要?

FXを行う際、レバレッジを利かせれば大きな取引を行うことができます。

例えば、1ドル100円の時に、1万通貨のドルを買おうと思うと、100万円の資金が必要です。これを、レバレッジを25倍にすれば、100万円÷25=4万円で買うことができます。

とは言え、為替相場の急な変動に備えて、ある程度の必要証拠金は入金しておくほうが安全です。小さな取引をする場合でも、10~30万円くらいは入金しておきたいものです。

口座開設

資金の用意ができたら、決めた取引業者で口座を開設します。口座を開設する場合は、免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を用意しておきます。審査が完了すれば口座を開設することができます。

いよいよ、取引スタートです。初心者の場合、まずは米ドル/円で取引を始めるのが良いでしょう。ドルも円も取引量が多く、比較的安定性のある通貨です。

少しずつチャートの読み方などに慣れて行き、世界情勢の変化や、さまざま指標とレートの関係などを学んで行きましょう。