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FX(為替取引)とは

FX(為替取引)とは

FXとは、外国為替証拠金取引(Foreign Exchange Margin Trading)のことを言います。ドルやユーロなど外国の通貨を売買して、その差益を利益とすることができます。

投資方法にはさまざまなものがあります。その中でFX(為替取引)は、リスクは低くないですが、やり方次第ではハイリターンが望めるため、人気の投資方法となっています。

最近では、サラリーマンや主婦が、空き時間にスマートフォンでFX取引を行う光景も珍しくなくなりました。

FX(為替取引)で発生する利益

FXでは、2種類の利益が発生します。

キャピタルゲイン

FXにおけるキャピタルゲインとは、売買時に発生する為替差益のことをいいます。簡単に言えば、US$を1ドル90円の時に買い、1ドル100円に上昇した時に売ったとすれば、キャピタルゲインとして1ドルあたり10円分の利益が発生します。

仮に1万ドル分購入していたとすると、売買手数料を除けば、利益は

10,000x10円=10万円

となります。

<損益が発生する場合>
上記の例で、1ドル90円の時に買い、80円の時に売れば損益が発生します。しかし、買い建てではなく、売り建てをした場合、1ドル90円で売り、80円で買いもどせば利益となります。

インカムゲイン

FXにおけるインカムゲインとは、スワップポイント(金利差)による利益になります。

現在日本では超低金利ですが、外国通貨では2%~11.5%など高い金利の通貨もあります。外国通貨を保有することで、日本円と外国通貨の金利の差を受け取ることができます。

スワップポイントは毎日支払われ(週末はまとめて支払われる)、取引会社によって金額が異なります。スワップポイントを狙って投資をする場合は、スワップポイントが高めの会社を選ぶようにします。

<損益が発生する場合>
例えば、日本円の金利が0.5%、米ドルの金利が2.0%である場合、日本円で米ドルを買えば1.5%分のスワップが毎日発生します。

しかし、売り建てをした場合は、逆に1.5%のスワップを支払わなければなりません。その場合、毎日支払うスワップポイントを上回るキャピタルゲインがないと損益となってしまいます。

FX(為替取引)のメリットとデメリット

FX(為替取引)のメリット

少額取引が可能

FX取引会社の規定にもよりますが、1通貨単位の取引から開始することができる会社もあります。(通貨単位とは、例えば、1ドル=100円であれば、1通貨単位は100円となります)

株式投資と比べると、少額で始めることができます。気軽に始めやすいことから、最近では学生や主婦でも、気軽に行っている投資となっています。

レバレッジにより元手の何百倍もの取引が可能

少ない資金でも、多くのレバレッジを利かせることで大きな取引を行うことができます。業者によって最大レバレッジは異なりますが、1000~2000倍ほどのレバレッジ可能と謳っている会社もあります。

為替差益、毎日発生するスワップと両方の利益を狙うことができる

為替差益による利益は為替の動向に左右されますが、スワップは日によって上下はあるものの、売るまでは毎日発生し、受け取ることができます。株や銀行預金では、年1回や月1回などで、毎日という事はありません。

24時間取引できる

株式投資の場合は、取引所の営業時間のみの取引になりますが(夜間取引を除く)、FXの場合、平日は24時間取引ができます。ですから、仕事などで昼間忙しい人でも、夜の時間を使って取引を行うこともできます。

いろいろな局面で利益を出すことができる

買い建てだけでなく、売り建てで取引することも可能ですから、円高であっても円安であっても、それなりに利益を取ることができます。

FX(為替取引)のデメリット

レバレッジによるリスク

レバレッジを利かせて少額で大きな取引ができることはメリットでもありますが、デメリットにもなります。レバレッジを高くすればするほど、実際の投資金額以上の損失が発生する可能性があります。

24時間取引が行われる

24時間取引ができることはメリットでもありますが、デメリットにもなります。日本国内で夜中の時間、海外では昼間ですから、その間に世界情勢の変化などで相場が大暴落する可能性もあります。

FX業者倒産のリスク

FX業者が倒産した場合、預入資金が戻らないこともあります。信託保全を取り入れている業者を選ぶことで、このリスクを回避することができます。

システム障害のリスク

取引業者のシステム障害が起きることがあります。例えば、急激に相場が下がっている時に、売りたいと思うタイミングでシステム障害が発生し、売ることができないまま、そのままさらに相場が下落してしまい、大きな損失を被ることもあります。

国内業者と海外業者の違い

FX業者には国内の業者と海外の業者がありますが、規制の差などによる違いがいくつかあります。

最大レバレッジ

国内業者の場合は、現在最大25倍と定められており、今後10倍にまで引き下げられるという話もあります。海外業者の場合は、業者の裁量任せのため、最大レバレッジが1000倍~2000倍という業者もあります。

追証

追証というのは、損失により必要な証拠維持率を下回った場合、追加で求められる証拠金のことです。これを放置しておくと強制的に決済(ロスカット)されてしまいます。

リーマンショック時や東日本大震災のように、急激な相場変動があった場合、ロスカットが間に合わず、膨大な追証が発生してしまうということもあります。

取引方法

FXの取引方法には、DD方式とNDD方式というものあります。

DD(Dealing Desk)方式というのは、主に国内業者が採用している取引方法で、投資家の取引注文をFX業者が受けるというものです。そして、投資家が損をすると取引業者が儲かるしくみとなっています。

NDD(Non Dealing Desk)方式というのは、主に海外の業者が採用している取引方法で、投資家は直接金融機関と取引を行います。この場合、業者の収入源は投資家が取引を行うごとに発生するスプレッドとなりますから、DD方式とは逆に、投資家が活発に取引を行うことでFX業者の利益が増える仕組みになっています。

税金

国内のFX業者の場合の税金は、申告分離課税となっており、利益の大小に関わらず一律20%の税率が付与されます。海外FX業者の場合の税金は、総合課税となっており、利益の額に応じて所得税分だけで5~40%までの税金が発生します。