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Working Productをもつ仮想通貨とは?注目されている仮想通貨を5つ紹介!

Working Productという仮想通貨に関する用語を聞いたことがある方は多いかと思いますが、その言葉の正しい意味をよく知らないという方もまた多いかと思います。

しかし、Working Productの有無は、仮想通貨の将来を左右する重要なファクターであり、投資の判断基準にもなるものなので、軽視してはいけません。

今回の記事では、Working Productの意味と、それを持つ将来有望な仮想通貨をいくつか紹介いたしますので、投資家の方は是非参考にしてください。

Working Productとは「稼働しているメインネット」のこと

Working productとは、簡単に言えば稼働しているメインネットのことです。メインネットとは、独立したブロックチェーンのことです。

Working Productを持つ仮想通貨とは、簡単に言えば、独立したブロックチェーンを持つ仮想通貨のことです。

仮想通貨は、すべて独立したブロックチェーンを持っているのでは?と思われるかもしれませんが、そうではありません。

仮想通貨の中には、他のブロックチェーン上に存在するものも多数あるのです。

コインとトークンはどう違う?

仮想通貨は大きく、コインとトークンに分けられます。

コインは、独立したブロックチェーンを持つ仮想通貨であり、例えばビットコインイーサリアムライトコインなどが該当します。

こちらが前述の「Working Productを持つ仮想通貨」です。

一方、トークンは、他のブロックチェーン上に存在する、独立したブロックチェーンを持たない仮想通貨です。

例えばOmiseGoバイナンスコインは、いずれもイーサリアムのブロックチェーン上に存在するトークンです。

こちらは「Working Productを持たない仮想通貨」です。

トークンがコインになる?

仮想通貨の中には、トークンからコインに生まれ変わるものもあります。

すなわち、Working Productを持たない仮想通貨から、Working Productを持つ仮想通貨に生まれ変わるわけです。

例えば、TRONは、もともとイーサリアムのブロックチェーン上に存在するトークンでしたが、2018年6月に、メインネットを持つコインになりました。

それに伴い、既存のTRONトークンと、新規のTRONコインの交換が行われました。

こんな面倒なことをするのならば、最初からWorking Productを持つコインとして発行しておけばよかったのでは、と思われるかもしれません。

しかし、あえて最初は将来コインと交換できるトークンを発行し、その後メインネット完成とともに交換を受け付けるというプロジェクトは、多数存在しています。

理由は簡単で、そのほうがICOを利用しやすく、開発資金を容易に稼げるからです。

ICOとは、仮想通貨を発行・販売して、開発資金を稼ぐ行為のことです。

Working Productが不要なトークンは、Working Productが必要なコインと比べて開発が容易なため、ICOをかんたんに実施できます。

そうして得た資金で開発を行えば、メインネットをより早く完成させられます。これは開発元にとっても投資家にとっても望ましいことです。

Working Productを持つコインと持たないトークン、どちらが多い?

正確な統計はありませんが、おそらくはWorking Productを持たないトークンの方が多いです。

Invest In Blockchainが実施した調査によれば、時価総額トップ100の仮想通貨のうち、Working Productを持つものは36種類で、持たないものは64種類です。

時価総額がより低い仮想通貨は、トークンが大半を占めています。これらをまとめると、トークンのほうが多いということになります。

Working Productを持つメジャーなコイン5つを紹介

前述の通り、Working Productを持つ仮想通貨=コインは、全体から見れば少数派ですが、時価総額の上位、特に10位辺りまでは、コインが大半を占めています。

今回は、その中から特に知名度が高い物を、5つ紹介いたします。

ビットコイン

ビットコインは、仮想通貨の時価総額ランキングで常に1位をキープしている、仮想通貨の王様です。

ブロックチェーンという技術が初めて搭載されたものでもあり、これがなければ、今の仮想通貨市場やブロックチェーン市場も存在しなかったことでしょう。

ただし、時価総額が1位だから最も使いやすくて優秀かというと、一概にそうとも言えません。

むしろ最近は、送金の遅さや手数料の高さなど、悪い点が目につくようになっています。

現在は、これらの問題を解決し、高速で安価な送金を実現するライトニングネットワークの導入が検討されています。

イーサリアム(Ether)

イーサリアムは、仮想通貨の時価総額ランキングで、常に2位をキープしている仮想通貨です。

正確に言えば、イーサリアムはプラットフォーム名であり、そこで使われる仮想通貨はEtherという名称なのですが、ほとんどの仮想通貨取引所は、イーサリアムを仮想通貨の名称として扱っています。

イーサリアムは、分散型アプリケーション開発のためのプラットフォームです。

分散型アプリケーションとは、AppleやGoogleのような管理者が存在しない、高度に分散されたアプリケーションのことです。

イーサリアムには、スマートコントラクトという、契約を自動化する仕組みが搭載されています。

これは、予め契約の内容とそれが実行される条件を定義しておくと、その条件が満たされたときに自動的に契約が実行されるというものです。

契約から人の手を排除することによって、コストを削減するとともに、詐欺の可能性を減らします。

ライトコイン

ライトコインは、ビットコインの性能を補完するために作られた仮想通貨です。

開発者のチャーリー・リー氏は、「ビットコインが金ならば、ライトコインは銀を目指す」と発言しています。

基本的な仕組みはビットコインに似ていますが、ライトコインは、より送金速度が早く、発行枚数が多く(それゆえに単価が安く)なっています。

マイニングも、ビットコインよりは簡単です。高額決済に適正を持つビットコインと比べて、ライトコインは、より日常的な決済に向いています。

ビットコインキャッシュ

ビットコインキャッシュは、ビットコインから分裂して誕生した仮想通貨です。

そのため、基本的な性能はビットコインに準じていますが、こちらはブロックサイズが8MB(ビットコインの8倍)あります。

ビットコインキャッシュは、送金遅れ問題を解決するために、ビットコインのブロックサイズを大きくしたものであり、取引サイズを圧縮することによって解決を図ったビットコインとは、設計思想で対立しています。

リップル(XRP)

リップルは、Ripple Inc.によって開発された、仮想通貨を使った分散型決済システムです。このシステム内で使われる仮想通貨をXRPといいます。

リップルの目的は、現在の国際送金をより安価にすることです。

リップルは、ありとあらゆる通貨(仮想通貨及び法定通貨)を交換するためのプラットフォームであり、XRPはそのネットワーク上で仲介通貨として働きます。

Googleなどの大企業も出資している、注目プロジェクトの1つです。

BITPOINT

まとめ

仮想通貨の中でも、Working Productを持つ仮想通貨はほんの一握りです。

Working Productの完成は、一般的には望ましいことであり(他のブロックチェーンに依存しなくなるため)、時価総額の高騰にも期待できます。

主要な仮想通貨が、Working Productを持っているかいないか、あるいは、いつ持つのかと言った情報は、一通り抑えておくと良いでしょう。

BITPOINT
[記事公開日]2018.09.10
[最終更新日]2018.09.28
[ライター]佐久間