投資運用最新情報ポータル IMNIP

NASDAQ (US100) 取引とその特徴

NASDAQ (US100) 取引とその特徴

NASDAQ (US100)は、ベンチャー企業向けの株式市場としては世界最大となる市場で、日本市場でいえば、JASDAQにあたる市場です。

元々、JASDAQも「JAPAN NASDAQ」という名前だったように、由来はNASDAQから来ています。

NASDAQ (US100) は、世界を代表するITやハイテク企業が集結しており、これらの分野の動向を見るためにも、非常に重要な指数となっています。

株式投資の幅を海外に広げるためには、先ず米国市場やNYダウとともに、NASDAQ (US100) は必ず抑えておきたい株価指数/株式指数といえるでしょう。

日本225訴求

NASDAQ (US100) 取引とその特徴

NASDAQ100は、全米証券業協会(NSDA)によって、1971年に開始されました。

米国ベンチャー企業向けの株式市場で、マイクロソフトやインテル、グーグル、アップルのような巨大IT企業が名前を連ねており、現在中小企業も含めて5,500以上の銘柄が上場しています。

参加している株式や投資のレベルも非常に高いと言え、アメリカ企業のみならず、日本の企業もいくつか参加しています。

そしてNASDAQ(US100)は、米国全土と米国以外の全上場銘柄の時価総額加重平均指数で算出され、NYダウ工業指数やS&Pと並び、米国の3大指数として世界的にも大きな影響と注目を集めています。

1971年2月5日の算出開始時点における終値を100として基準値にしており、2008年は1,500程度に落ちましたが、以後順調に回復し値上がりをしています。2017年末で、7,000弱の数値を記録しています。

大きな特徴としては、取引所がない店頭株式市場となっており、世界初の電子株式市場として有名です。

またナショナルマーケットとスモールマーケットの2種類が存在しており、企業の規模により取引されている株式が異なり、投資家にとって便利な市場となっています。

日本の株価と関わりが深い

NASDAQ100のその他の特徴としては、NYダウと同様、日本の株価と大きな関わりがある点です。特に20世紀末から始まったITバブルの興隆は、その崩壊とともに日本の株価にも大きな影響を及ぼしました。

当時のNASDAQ100の動きの影響は、当時のNYダウよりも高かったといえるでしょう。

今後も継続してグローバルIT企業を中心に、NASDAQ100の動きは、日本の株価に大きな影響を与えてくると見られています。

NASDAQ100銘柄の特徴は?

NASDAQ100銘柄の特徴は、世界でもトップクラスのハイテク企業や最先端技術を誇るバイオ企業、石油メジャー、航空、宇宙産業といった巨大資本と、世界規模で事業を展開する大企業などが参加していることです。

アマゾンや中国の百度(バイドゥ)、ECサイトでおなじみのイーベイ、エンターテイメントの21世紀フォックス、金融のペイパル、ホテルリゾートのマリオットなど、誰にでもなじみがある銘柄が揃っています。

NASDAQ100の銘柄入れ替えは?

NASDAQ100を構成している銘柄は、毎年12月に入れ替えが行われ、入れ替え時の参考値は10月末もしくは11月末時点となっています。

もし1つの銘柄が全構成銘柄の時価総額24%を超えた場合、特別調整が行われます。1つの銘柄によって大きな影響を及ぼす可能性を防いでいます。

そして、ある一定基準から外れた銘柄があれば、定期以外にもその都度入れ替わりが行われます。

米国株式市場について

米国の株式市場は、主にNY証券取引所(NYSE)及び、NASDAQが主要な株式取引所です。この2つで世界最大の市場規模を誇っており、時価総額は2014年末時点で約3,000兆円を超えています。

この2大市場の代表的な指数が、NYダウ工業30種平均指数、NASDAQ総合指数、S&P500種指数となります。

NYSE及び、NASDAQの両者とも、取引時間は現地時間の9:30~16:00,日本時間の23:30~6:00までとなっています。売買単位は、ほとんどの銘柄で1株単位となっています。

米国株式の取引について

米国株式の取引方法は、「委託取引」と「国内店頭取引」の2つになっています。

「国内店頭取引」は、一部の銘柄だけ売買することができます。「委託取引」は、現地海外手数料と国内取次手数料等が必要です。

「国内店頭取引」は、取引の実行に含まれているため、別途手数料がかからないケースが多いですが、その他に外国株の取扱には、口座管理手数料が発生するケースがあります。

国内では、マネックス証券、SBI証券、楽天証券などで購入が可能です。

米国株式の魅力とは?

米国市場は、株式市場の総本山ともいえる市場で、ユニコーン企業も次々と生まれています。

たった5、6年で、トヨタ自動車の時価総額を超える企業もいくつか出現しているなど、アメリカンドリームを期待できる急成長銘柄もあります。

また、高配当銘柄も多いのが特徴です。株主重視の傾向が強く、25年以上連続増配を行っている企業は、100社以上あると言われています。中には、50年連続増配の銘柄もあります。

そして、ETF(上場投資信託)によって、ローコストでグローバル投資ができる点も魅力で、日本に上場しているETFよりもコストを抑えられるケースがあります。

米国ETFは、取引量が多いことも大きな魅力で、小額分散投資には非常に適しているといえるでしょう。

ちなみにS&Pを対象にしたEFTは、世界一の投資家と呼ばれるウォーレン・バフェット氏も推奨しているそうです。

最近では、日本からでもネット証券を利用すれば手数料が安く済み、NISA(小額投資非課税制度)口座を活用した投資もできますので、日本からの投資環境も整備されてきています。

米国株のリスクは?

既述の通り、多くの魅力がある米国株ですが、リスクがないわけではありません。以下、リスクやデメリットとして考えられる点を挙げてみました。

①為替リスク
米国株に限りませんが、海外の株式は、値動きにプラスして為替変動の影響も大きく受けます。基本的には、円高では為替損が、円安になれば為替益が生じます。

よって、株価下落と円高が重なった際には、予想以上の損失が生じることがあります。米国株はドルで保有しますので、円とドルの間で為替の変動が激しいと、リスクになるケースがあるでしょう。

②売買手数料が高い
日本の株式の場合は、100円程度の証券会社もありますが、米国株は、最低でも数千円の会社が多いので、デイトレーダーや短期トレーダーはコストがかかるでしょう。

もちろん、中長期的な投資戦略に切り替えれば、さほど問題にはならないといえるかもしれません。NISA口座でEFTの買付けをすると、手数料が無料になるので場合があるので、効果的に活用したいところです。

2018年から開始された積み立てNISAでは、ETFは取扱いがないようですので、米国株であれば投資信託を利用すると良いでしょう。

③配当金は二重課税
米国株の配当金は、現地で10%、さらに日本でも20.315%の課税があります。

ですので、実際に受け取れる配当金は、70%程度になります。

ただし、フィリップ・モリスというタバコメーカーは本社がスイスなので、このような本社をスイスのような非課税国においている銘柄であれば、米国の10%分は課税されません。

またNISAの非課税の適用は、日本の20.315%の税率のみですので、米国分は課税されます。

日本225訴求