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株価指数CFDとは

株価指数CFDという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

株価指数は、それ自体が商品ではありません。通常は直接的に取引をすることはできず、あくまでも参考指数なので、売買することができません。

しかし、CFD取引では、株価指数の差金決済取引が可能となります。CFDには、株価指数CFD、商品CDF、株式CDF、バラエティCFDなどの種類があります。

ここでは、CFD取引の中でも人気の高い株価指数CFDについてご紹介いたします。

株価指数CFDとは

株価指数CFDとは イメージ図

株価指数CFDとは、日本の日経225、米国のNYダウ、イギリスのFTSE100、ドイツのDAXなど、いろいろな国の株価指数を対象としています。

「株価」という名前は付いていても、指数への投資ですから、実際の株式を保有することはできませんし、株主優待を受けることもできません。

株価指数は定期的な見直しをされるため、業績が悪化した銘柄は入れ替えられますから、常に優良銘柄に分散投資をしている、ということになります。

株式指数CFDの中でも、東京金融取引所に上場している株価指数CFDは「くりっく株365」と呼ばれ、店頭取引とは少し異なる性格を持っています。

株価指数CFDのメリット

取引時間が株式市場より長い

個別銘柄の取引では、9時から15時までしか取引ができないため、15時以降に突発的な出来事があった場合は手を出せません。

しかし、株式指数CFDの場合、くりっく株365では、ほぼ24時間取引することができます。また店頭取引でも、会社によっても異なりますが、株式市場よりは取引時間が長くなっています。

個別株に比べてリスクが少ない

例えば、日経225を見ても、東証一部上場銘柄の優良株で構成されています。

もちろん、市場全体が下落すれば日経225も影響を受けますが、会社が倒産、株価が紙くずになってしまうというリスクはありません。

優良株への分散投資が可能

日経225の構成銘柄は、原則として、年1回入れ替えが行われます。つまり、自分で優良銘柄を探して分散投資をしなくても、自動的に分散投資を行っていることになります。

レバレッジをかけることができる

通常の株式投資ではレバレッジをかけることができませんが、株価指数CFDではレバレッジをかけることができるので、少なく資金で多くの投資が可能となります。

株価指数CFDのデメリット

レバレッジリスク

レバレッジをかけられることで、少額からの投資が可能であることはメリットでもありますが、その分リスクも大きくなります。相場の下落により、強制決済されてしまう可能性があります。

しくみが複雑で初心者にはわかりにくい

例えば、同じ日経225のCFDであっても、くりっく株365と店頭取引の株価指数CFDでは、ルールが異なることも、しくみがわかりにくい一因になっています。

また、金利調整額は、国の政策金利によって、受取りになる場合や支払いになる場合などがあり、注意が必要になります。

海外の株価指数に対する情報量が少ない

日本や米国などは比較的情報が入りやすいのですが、中国や香港などの細かい情報収集には限界がある為、投資をする場合は注意が必要です。

くりっく株365では最小取引単位が大きい

くりっく株365の場合は、最小取引単位が100単位なので、レバレッジをかけなければ多くの資金が必要となります。

特定口座が使えない

個別株への投資と異なり、株価指数CFDでは特定口座を利用できないため、自身で損益計算、確定申告を行わなくてはならないの手間がかかります。

日本225訴求

株価指数CFDの買い方について

株価指数/株式指数の取引 イメージ図

どちらのタイプの株価CFDかを決める

株価指数CFDを始めようと思ったら、まず、店頭取引かくりっく株365で取引を行うかを決定します。

どちらを選ぶかによって、扱っている証券会社が異なりますので、証券会社を決めるより、どちらのタイプにするかを決める方が先になります。

下記に、それぞれの比較一覧表を記載しますので、参考にしてください。

店頭取引の株価指数CFDとくりっく株365(取引所CFD)の比較

店頭取引の株価指数CFDとくりっく株365(取引所CFD)では、取引ルールも取り扱っている証券会社も異なります。

店頭取引の株価CFDとくりっく株365の主な特徴

店頭取引の株価指数CFD
・銘柄数が多い
・少額から投資できる
・くりっく株365よりかかるコストが安い
くりっく株365
・取引の透明性が高い
・レバレッジは店頭取引の株価CFDより大きくかけることができる。
・為替の影響を受けない。

店頭取引の株価CFDとくりっく株365比較一覧表

株価CFD(店頭取引) くりっく株365
取り扱い銘柄 日経225、NYダウ、S&P500、NASDAQ、FTSE中国A50、Nifty50、FTSE100、DAX、ユーロ・ストックス50、香港ハンセンなどがありますが、取り扱い銘柄は取引会社によって異なる。 日経225(日本)、NYダウ(米国)、DAX(ドイツ)、FTSE100(イギリス) の4種類。
売買方法 相対取引
(取引会社によって決められた価格。取引会社が決めるからといって価格が高いわけではなく、むしろくりっく株365より安い場合も多い)
マーケットメイク方式
(複数のマーケットメイカーの提示価格の中で一番顧客に有利な価格が提示されるので、証券会社ごとのレートは同一となる)
取引時間 取引会社による 国内日経225の場合では、土日元旦を除くほぼ24時間取引
レバレッジ 上限10倍 市場価格により変動(通常は20~30倍)
調整額 価格調整額が発生
(金利調整額と権利調整額(配当)は価格に織り込まれている)
金利調整額、権利調整額が発生
金利相当額 一般的に投資家が受け取る金利相当額は低い。支払う金利相当額は高めに設定されている場合が多い。 売り方と買い方の受け取る金利相当額は同額
取引単位 株価指数x10円
(最低投資額は小さい)
株価指数x100円
(最低投資額が大きい)
投資家保護 決まりはないが、取引会社によって対応は異なる。分別管理+信託保全を行っている会社もある。 日本投資家保護基金により、一般顧客一人1000万円を上限に補償あり。
為替による影響 受ける(為替リスクあり) 受けない(日本円での取引可能なので為替リスクなし)
取引手数料 スプレッド分のみ 売買手数料+スプレッド
取り扱い証券会社 GMOクリック証券DMM.com証券、サクソバンク証券、IG証券 マネックス証券日産証券、岡三オンライン証券、SBI証券、インヴァスト証券、カブドットコム証券、ひまわり証券、カネツFX証券、岩井コスモ証券、KOYO証券、株式会社フジトミ、豊商事、MONEY SQUARE