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BRENT取引とその特徴

BRENT取引とその特徴

BRENT取引とは、ブレント原油の取引のことで、WTI原油やドバイ原油と共に世界的に取引されています。

BRENTは、硫黄分が少ない高級な原油に価値があるものとされ、中でもWTI原油、ブレント原油、ドバイ原油の順番で、高級な原油となっています。

ブレント原油は、欧州の英国やノルウェーなど、複数の北海隣隣国で生産されており、欧州の原油需要を賄う重要なエネルギー源となっています。

種類も様々で、通常軽量スイートは、重油サワーよりも高価格で取引されています。

原油は世界各国で生産されているので、世界各国の原油のプライシング(価格設定)は、指標となる場所(WTI原油、ブレント原油、ドバイ原油が生産される米国、欧州の北海油田、中東油田)の価格によって、大きな影響を受けています。

BRENT取引とは

BRENT取引とは、先物取引用語でブレント原油のことを指し、英国領北海地域にあるブレント油田で生産されている、硫黄分の少ない軽質油のことを主に指します。

ブレントは、WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)原油や、中東産原油と並んで、指標原油としてよく取引されている先物銘柄です。

取引場所は、米国アトランタにある本部のICE(Intercontinental Exchange インターコンチネンタル取引所)の傘下、IPE(International Petroleum Exchange ロンドン国際石油取引所)で取引され、BRENTは、BRENT指数をベースとして決済されています。

また、BRENT指数は、先物銘柄の最終取引日に報告された価格のバスケットを表し、報告される価格は、英国とノルウェーの間にある北海地域の4つの油田からの原油生産に基づいて決められています。

ブレントは、欧州とアフリカ地域で生産される原油の最終価格を決める際に、従来から指標となっている原油です。最終的なブレント原油価格は、欧州にて確定されています。

そして、一般的な価格差は、WTI原油より1ドル安く、中東産原油のOPECバスケットよりも1ドル高いといわれています。

ブレント原油の取引と背景

スポット・ブレントという言葉がありますが、北海での現物原油取引のことを指し、産油量の低下を防ぐために多くの変更をおこなっています。

2014年3月のブレントの価格は、ブレント、フォーティーズ、オセバーグ、エコフィスクの4つの原油を基準とされ、この4つの原油グレードの中で最低の品質のものが、スポット・ブレントの価格として決定されることになっています。

また、この4つのグレードは現物BFOEと言いますが、これに関連する投資商品の価格は、主にフォーティーズが決定してきた背景があります。

2013年以降は、オセバーグ、エコフィスクの高品質プレミアムが追加され、この2つがBFOEの中で競争力を増してきました。

フォーティーズは、依然としてBFOEの主要グレードとなっており、エコフィスクと共に生産量が多い状態です。

アジアでの需要が高まっている

近年、アジアでのエネルギー需要が高まっている傾向があり、2035年には、地域別エネルギー純輸入分の7割がアジアになるというデータもあります。

このため、今後はますます限界油田からの原油は、アジアで精製されると言われていて、アジアは、原油価格を見出すための主要地域として、世界から注視されることになります。

中でも、WTIとブレントは、現在もエネルギー先物の中で最も活発に取引されています。

また、北海原油のアジア市場への流出が増加しています。ブレントが世界的に需要が高いという事実がここ最近広がり、アジア地域での取引も増えてきているのです。

欧州は原油の一大需要地域

現在欧州は、米国に次ぐ原油の一大消費国となっており、世界の15%の消費量となっています。

これは、13億人の人口を誇る中国の12%よりも上回っており、欧州内の原油需要の減少があれば、相場にも大きく影響するといえるでしょう。

ブレント原油が下落すれば、WTIも連れ安になる可能性も高く、その動向は常にチェックする必要があります。

ブレント原油は、軽油を燃料とするディーゼル車が主流になっている英国やEU諸国で、多く消費されています。

その理由として、中東原油などに比べて、ブレント原油は硫黄分が少なく高品質で、軽油を効率よく精製しやすい、という点が挙げられます。

しかし、欧州の車産業とブレント原油の結びつきが強いため、英国やEUの経済状況が悪化した場合には、相場に大きな影響が出る可能性が高いです。

ブレント原油とWTI原油の相関関係

ブレント原油とWTI原油は、似通った値動きをしていますが、2つの原油は強い関わりを持って価格を推移させています。

過去の推移を見ても、この2つの原油価格が大きく乖離した経緯がありませんが、例外として、2012年の春、アラブでブレント原油価格が大振れしたことはありました。

よって、今後も英国のEU離脱の影響など、大きな政治的要因で相場予想がつきにくい状況はあり得ると言えます。

今後も、米国の原油生産や消費、在庫、欧州や周辺諸国の政治、経済状況を総合的に見て、相場を判断することが必要になるでしょう。

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