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CFD取引とは

株式投資の信用取引では、預けた保証金の3倍まで取引を行うことが可能です。しかし、投資家の中には、「もっとさらに短期間で大きな利益を出したい」と考えている人がいます。

そこで、CFD取引であれば、さらに大きなレバレッジをかけて取引ができるので、少額でも大きな利益を期待することができます。

CFD取引は、ハイリスク・ハイリターンな取引といえ、メリット、デメリットが存在します。取引をする際には、これらをきちんと熟知した上で売買をしましょう。

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CFD取引とは

CFD取引 イメージ図

CFD取引とは、「Contract For Difference」の略で、株や債券などの現物の取引ではなく、売買の差額のみを決済する取引のことを指し、差額決済取引ともいわれています。

株式投資においては、同じ銘柄を同時刻に取引したり、同額で取引すると、差額で決済していると見られてしまい認められませんが、CFD取引ではそのルールは適用されません。

CFD取引では、証券会社が仲介に入るので、同銘柄や同額取引が何度でも可能なのが大きな特徴です。

また株式や為替、原油、金などの様々な投資商品に対して取引ができます。

実際には存在しない株価指数も取引できるのも、大きな特徴です。

TOPIXなどは、株価指数はありますが、実際に取り引きできる商品は存在しません。しかしCFD取引は、その株価の数字自体を売買したことにする、という形で取引をすることが可能です。

そして、口座については、国内の株式や海外の株式、先物などはそれぞれ別の口座を作る必要はなく、全ての資産を一括管理することが可能です。入出金に手間をとられる必要がないことも特徴といえます。

FXもCFD取引の一種

FXも為替を対象にしたCFD取引の一種となります。

FXは為替のみを対象にしていますが、CFD取引は株式、株価指数、先物など多彩な取引が可能です。そして、FXは最大25倍のレバレッジですが、CFD取引は最大50倍、取引時間や金利にもFXとの違いがあります。

CFD取引は決済までお金は不要

通常の株取引では、買った時にその代金を満額準備する必要がありますが、CFD取引は満額準備する必要がありません。

なぜなら、CFD取引は取引後に売買の差額を取引するので、最初の時点ではなく、取引後に準備すれば良いということになります。

ただし、その時に差額を支払えるかどうかがわからないので、証券会社に証拠金を預けるという仕組みになっています。実際には、証拠金の何倍もの取引が可能ですが、リスクはその分大きくなります。

CFD取引のメリット

CFD取引の最大のメリットは、対象商品によって、様々なレバレッジを効かせることができる点です。

①株式CFD→最大5倍
②株価指数CFD→最大10倍
③商品(コモディティ)CFD(金、原油、ガスなど)→最大20倍
④債券CFD→最大50倍

このように、効率よく運用して、大きく増やせるケースがあるのが大きなメリットです。

また、少ない金額で取引ができる点も大きなメリットです。通常の株式や先物取引よりも小さい取引単位で購入ができるので、リスクを抑えて行うことも可能です。

その他のメリットとしてあげられるのは、「買い」からも「売り」からも始められるので、もし相場が下がっている時でも利益を出すことができます。

CFD取引は、現物取引ではありませんので、空売りできる商品の種類が豊富なのが特徴です。

そして、取引による利益だけではなく、金利を受け取れる商品もあり、例えば、CFD取引における金銀などの「スポット取引」の場合、各国の政策金利を基準とした金利の恩恵が受けられたりします。

また、1日ごとに基準時間をまたぐことで発生したり、投資先の商品によって発生するオーバーナイト金利というものも存在します。

手数料が無料で取引できる点や外国株も手軽に取引できる点、配当金や分配金も受け取れる点なども、大きなメリットといえるでしょう。

CFD取引のデメリット

一方で、CFD取引のデメリットとしては、やはりハイリスクな点が挙げられます。

予想と反対の値動きをした場合に、損失が大きくなるケースがあるのがデメリットです。また追証といって、所持している商品の評価額が、必要証拠金を下回った場合に、不足分を追加入金する必要がある点もデメリットといえるかもしれません。

その他には、「売り方と買い方の値段に差が出るスプレッドがあること」や、CFD取引で翌日までポジションを持ち越した時に必要になる「オーバーナイト金利」について、買いポジションの場合には支払いが発生する点もデメリットといえるでしょう。

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CFD取引のリスク防止法は?

CFD取引のリスク防止法 イメージ図

CFD取引は、多くのメリットがあるので、メリットを最大限に生かしつつ、リスクを最小限に抑えていきたいところです。

以下、そのための方法をまとめてみました。

レバレッジ管理を徹底する

CFD取引では、レバレッジ管理が非常に重要になります。各自が許容できるレバレッジをきちんと見定めて、許容範囲を超えるものについては、避けることが大切です。

個人差はありますが一般的には、3倍程度がナンピン買いも含めて安全圏といえるでしょう。レバレッジが5倍、10倍になってくると、もし投資金額の多くを投資する場合はオーバーリスクになるケースが多いといえます。

5倍、10倍のレバレッジ取引をする場合には、例えば100万円の投資資金のうち、5万円から10万円の資金を回すなどして、もし損失が出ても致命的にならないように考慮しましょう。

資産全体から見て、リスクが限定的になるように、ロスカットルールをきちんと定めておくことが重要です。

ロスカットルールを設定する

上述で少し触れましたが、ロスカットルールとは、損失が出た場合に、それ以上損失が膨らまないように食い止めることを言います。CFD取引では、このロスカットルールをいかにきちんと実践するかで、リスク管理が決まってきます。

相場が下がった際には、「次は上がるだろう、もう少し待とう」などと考えがちですが、CFD取引では大失敗しないことが非常に重要ですので、厳格にロスカットをする必要があるのです。

CFD取引は、預託金以上の売買ができてしまうので、預託金以上の損失が出るケースがあります。よって、一定以上の損失が出た場合には、損失が出たとしても取引を確定させるという考えが大切になります。